吉田安寿

トピックへのご参加ありがとうございました<(_ _)>
 拝読して「えっ、たったの1ページだったんだ!Σ(゚Д゚)」と驚きました。掌編ながら文字数以上のドラマを感じ、きちんとした読みごたえがあります。  四十前の男性が同僚から寄せられている好意に気付いてしまい、成熟した男性らしく、冷静に戸惑っている様子がよく描けていると思います。これが十代や二十代なら、もっと賑やかに戸惑うところです(笑) でも彼は酸いも甘いも噛み分けた大人の男性。妻の浮気による心の古傷や、同僚が同性であることも一旦は受け止め、自分の中で理性的に考えている。けれども、寄せられた好意には満更でもないところがなんだかカワイイですね🥰  気になったところですが、主人公の一人称で書かれていますので、言葉のチョイスにもう少し大人らしさがあっても良いかな、と思います。 「ええー、とか~。なんで俺?」のところなどです。「気持ち悪いとかはない」を「嫌悪感はない」にする、といった感じです。  また、せっかく缶コーヒーを飲んでいますので(笑)、主人公の気持ちに沿わせることで、もっと効果的に使えるのでは、と思います。例えば、主人公は同僚の好意に気付いてしまい、緊張と戸惑いを収めるために缶コーヒーを飲もうとしたと思うのです。なので、いきなりプルタブを開ける描写から入らず、「気持ちを鎮めようと缶コーヒーを開けた」などから始め、気持ちが変化する度にコーヒーを飲む描写にも違いを持たせると印象深くなると思います。    「気持ちがのびる」というところに唐突な感じがしたのですけれども、こちらの作品は妄コンの『のびる』に応募されているのですね。 気持ちを「のびる」という単体のワードだけで表現するのは難しいと思いますし、やはりしっくりこない感じがいたします。 同僚の好意に気付き、主人公の心に新たな感情が「芽生えて」いることは既に書かれているわけですから、それを植物のように見立てて「気持ちがのびていく」などとすれば、少しずつ育っていく想いと重ねられるのではないかと思います。  ありがとうございました!
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なるほど、と納得するところばかりです。的確なアドバイスありがとうございます!確かに、もっと大人らしさを出してもいいですよね。 そのほかの部分も変えていこうと思います。 こんなに丁寧にレビューしてくださって、すごく嬉しいです! 本当にありがとうございました!!
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ご丁寧にありがとうございます<(_ _)> 少しでもお役に立てたのなら嬉しゅうございます~(∩´∀`)∩
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