吉田安寿

トピックへのご参加ありがとうございました<(_ _)>
 第二章・P67まで拝読しました。 過去の作品を改稿されたものでしたが、改めて新鮮な気持ちで拝読しました。  いやはや、ただただお見事、あっぱれ✨ としか申し上げようがありません! まず、神蔵さんの文章は実に端正で、まったく綻びがない。誤字脱字はもちろん、誤用も過不足もなし。物語を紡ぐための的確な言葉選びのセンス、分かりやすいけれど、ありふれてはない描写、流れるようなリズム。それでいてその巧さを押し付けることはなく、易しく書かれている。ああ、私にもこんな文章が書けたなら……! と思わずにいられません。  また、史実や当時の文化、言葉遣いに至るまで丁寧に調べあげて、万端の準備を整えられている。それだけに世界観が緻密で、薄っぺらいところなど微塵もありません。苦労して調べると、つい色々と書き込みたくなるものですが、その取捨選択も絶妙です。 とはいえ、そこはやはり時代物。現代の私たちには馴染みのないことも登場するわけですが、こちらの作品では苦手意識を持つことなく、スムーズにお話の世界へ入り込むことができました。 その理由は神蔵さんの手によってつくられた、非常に今っぽい感覚を持つ和宮像。あえて現代と同じ言葉遣いをさせることにより、幕末に生きていた「やんごとなき身分のお方」ではなく、「一人の多感な女の子」として身近に感じ、率直に共感できるのが素晴らしいです。いわゆる「考証警察」なんて、この作品においてはナンセンス。普遍的な人間ドラマや恋愛物として純粋に楽しめるエンターテインメント作品ですから。  さて、私は和宮と家茂が初夜を迎える件まで拝読したわけですが、降嫁実現のために慣れ親しんだ熾仁との婚約は破断。拒否すれば家族の身に危険が及ぶと脅され、高貴な身分でありながら……いや、だからこそ人権を蹂躙されるように江戸へ行くしかなかった和宮。同性として完全に彼女サイドにいた私は、家茂が抱えていた同様の苦悩とその背景を垣間見、和宮と共にハッとしました。このあたりの展開も非常に巧みで唸らされました。  文字数的にもボリュームのある作品ですが、一旦お話の世界へ入り込むと、そういった感覚はいつの間にか消えてしまうようです。幕末好きな私にはたまらないお話でした。 ありがとうございました!
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吉田安寿様  お世話になっております。  まずは、今回の企画への参加をご快諾頂き、ありがとうございました。  そして、返信が遅れまして、申し訳ございませんでした。  すみません。一度書き込んだのを書き直しております。何か、余計に通知が行っていたら、申し訳ございません。  改めまして、お忙しい中、こんなに早くご感想を下さり、ありがとうございます!  何だか過分に褒めちぎって下さって……あああれ、こちらは私の作品へのご感想でしょうか……(((゚Д゚;;三;;゚Д゚)))(恐縮&動揺中)。  ……もとい。  今回、頂いた吉田さんのご感想とペコメ・スタンプには、とても励まされました。  特に
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ご丁寧に恐れ入ります(∩´∀`)∩ いやいや、私、決しておべっかは言えない性格ですので、まるっとそのままお受け取りください🥰 以前拝読した旧バージョンは、熾仁とのエピソードが今作ほど詳細ではなかったように記憶しているのですが……。違っていたらすみません。とても丁寧に描かれていて良かったです✨ 改めてご参加いただきありがとうございました<(_ _)>
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