転移の先に
 欲に目が眩み、結果地獄のような日々を過ごしていた主人公。ある日出会った怪しい老人から、過去の誤った決断への後悔を問いただされ、「違う決断をした場合の世界への転移」が出来るという薬を受け取りました。  制限のある「転移のジャンプ」を繰り返し主人公の生きる世界が変わっていく様子を読み進め、私は不安感と高揚感が入り混じる不思議な気持ちになっていました。  世にも奇妙な……を感じるテイストと欲の裏にあるヒトの残虐性に、そこはかとない怖さを感じる短編小説。転移の先が読めないドキドキを、沢山の人に知ってもらいたい。  とても面白かったです!
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トコダさん、またまたまた素敵なレビューをありがとうございます!励みます‼️
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