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60年ぶりのお花見をしましょう
ともなり
2024/6/6 5:29
超・妄想コンテスト『お花見』裏会場👑金賞受賞作品
不思議な縁のお話。お話はとても読みやすく小分けにしてあることもありダレる事もありませんでした。令和と昭和、二つの時代に跨る作品でありながら、その時代に合わせてしっかりと空気を変えるのは丁寧で、また場の情景も温度を感じるものがあり思い描くのが楽しかったです。淡い思いが熱を帯び、当事者さえ思ってもみなかった爆発が起こるシーンはこちらの胸を激しく打つもそれ故動けない相手の誠実さに共感してもしまうと言うやりきれなさ。それがクライマックスに置いて救いに繋がるのは心が揺さぶられました。昭和組が互いにどんな存在であったのかそれを語るシーンは無いものの、その示唆は作中で描かれていて、互いの伴侶が大切ではなかったとは思えるものの、相手はそれを超えて特別だったのだと思えました。たった二年の交流が魂の伴侶になる、なんてロマンチックなのだろうと思いました。最後の絵への言及は個人的にとても胸を熱くさせるもので、彼にとって彼女は彼女なのだと言う説明の難しい共感を感じました。思いの強さや魂の呼び合う響きがあの二人を結んだのかなとも取れました。
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松ノ木るな
6/6 10:57
拙作をお読みいただき、そして素敵なレビューをありがとうございました! 自作だというのにうまく言語化して宣伝できない作者が「そう!そうなの! 自分はまだ未熟で、あとその時代によっての常識に抗えないやるせなさとか、でもその中にひとかけら残っている救いだとか、そういうのを一生懸命表現しましたので、私の作品、読んでくださいお願いしますぅぅぅ…」とアピールしたいことを的確に連ねここに載せていただけたこと、大変感謝申し上げます。 現代日本を舞台にした日常ものは初チャレンジで、しかも8千字以内という巨大な壁、字数を削る作業に疲弊しましたが、こうして取捨選択した中で思いを掬い取っていただけるって、嬉しいもので
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ともなり
6/7 4:42
素敵な作品を寄せて下さいましてありがとうございました。 感想に書き間違いがありました……。 誤 互いの伴侶が大切ではなかったとは思えるものの 正 互いの伴侶が大切ではなかった訳では無いとは思えるものの 大変失礼しました。
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ともなり