やまもとゆう

え、最後そうなるん!?
本来ならというか、普通はワンカットで過ぎ去ってしまうであろう 平成最後という単語が嫌い という題材で、ここまで引っ張れるのかと正直驚きました。 ああ、そんなニュースあったなぁと懐かしくもなったり。 ただ読み進めていくと、結局彼は平成最後という単語が嫌い、というわけでもなく、何か後押しのきっかけにしたかったのかなと感じました。後押しの材料を探していて、そういえば平成最後ってよく見るけど……みたいな。 正直、嫌な予感はしていましたが結末には驚き。 主人公の境遇上仕方がない面もありますが、強いていうなら地の文の比率が多過ぎるかな……。それで引っ張るので、ややくどいかもしれません。 読みやすくて、最後までサクッと読み終えてしまいました。まさか、の展開が面白い作品です。

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