月兎影

 三行から参加できる 超・妄想コンテスト 第223回「パニック」 作品『すぐ隣にある世界』投稿完了しました。  パニックには色々あるけれど、あえて非日常にしようと思いました。今まで否定してきた世界が突然顕現したら……? 多数派が少数派の世界に飲み込まれたら? 短い時間だけど、それを知るには充分な時間。パニックで本性を出したことで壊れた関係も、逆に惹かれることもあるでしょう。日常が壊れたら、2度と以前には戻れない。いつも綱渡りなのに忘れがちで、それが普通だと過信するから何かが起きた時パニックになる。日常を疑いながらも大切にしたいものです。    当たり前に家にいる家族が留守にする。それもまた非日常。戻るまで家を守るというささやかな覚悟を持ちながら、いつも通りを保ちたいと今回の締め切りに間に合わせた自分。留守準備段階だった前回の締め切りより、その日が来た方が気持ちが定まるのだから不思議なものです。次回こそ、日常に戻っていたいものです。  星をくださる人、スタンプをくれる人、本棚に入れてくださる人……それもまた、私が元気でいられる力です。ありがとうございます。
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