PONすけ

SFホラーの魅力が十分に楽しめた作品
私も受賞作というワードで読んでみた。 この世界観は……? 高校時代、夢中で読んだ「小松左京」氏のSFホラー 。 今となってはもう読むことのできない、故小松先生の新作を読んだ気持ちになり、感動と感情がグチャグチャになった。 まずやられたのは、冒頭の 『今日もリリーは泣いている』の一文。 私なら『今日も泣いているリリー』と体言止めで、下手にカッコつけちゃうところ、こっちの方が淡々したAⅠの一人称にマッチして、後半の恐ろしさが引き立つ。 いい小説に出会えた。
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レビューに気づくのが遅くなり失礼いたしました。 私自身が小説を読まない人間なので、失礼ながら小松先生を存じ上げないのですが、何かを感じていただけるきっかけになれて嬉しいです(*´꒳`*)
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