夢咲 咲子

美しい走馬灯に魅せられます。
不幸と共に現れるという鋼鉄の天使たち。 『前世持ち』というワード、そして最後の結末。 恐ろしい化物のように思える天使ですが、 その存在は悪意ではなく、齎すのは救いなのではないか…… 独特な世界観に、どんどんと想像が膨らみます。 優しく理性的な青年、賢いお爺さん、不思議な有翼の少女。 これはきっと、壮大な物語の0章。 終わってしまえばあっという間で、切なく恋しい、そんな走馬灯でした。 作者様の“転生もの”は、いつも独自の世界と解釈があり引き込まれます。
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今回もお付き合いありがとうございました。 そして、毎度の鋭さに脱帽です。 尊敬する作家さんに褒められ、大変嬉しくも恐縮です。
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