RISING SUN

マッシーさん  おはようございます。『星』読んで頂きありがとうございます。  今回は同時進行の話を二つ並べながら進んでいきますが、おっしゃる通りサイドAは葵唯の体内の出来事です。  これは現在の現実世界はもしかしたら何かの生命体の体内の出来事だったらとう着想から出来た物語です。インフルやコロナにしろ、ワクチンを作ってもどんどん変化し人類を脅かす。もちろんこれはウイルスが生き残るための進化なのでしょうが、しかし人類も様々な病原体から守るためワクチンや薬を開発し、寿命を伸ばしてきた。と同時に地球に対して破壊する行為を繰り返す。勢いが増せば増すほど地球が脅かされる。癌細胞も正常な細胞が突然変異し人体を脅かす。ただ癌細胞が勝利した時、同時に生命体が終わり同時に癌細胞も死んでいく。  私たちの行き着く未来もこの癌細胞と似ているのではないかと少々発想を大きくしてこの物語が出来上がりました。こんな未来になって欲しくないとの思いからです。  ちょいと重たいテーマでこの二つの物語をくっつける時最初は電子顕微鏡のさらにすごい顕微鏡が開発され覗いたらサイドAの世界が葵唯の体内にいたみたいな話にもしようかと思いましたがなんだか子供っぽい?みたいになって苦肉の策で夢で繋げることにしました。  とりあえずなんとか書き上げましたがそれでも最後までお付き合い頂きいつもありがとうございます。
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おはようございます~ 最期の方になるまで、サイドAが葵唯ちゃんの体内の話だとは全く気付かなくて、それだけに印象深いラストでした。いわゆるセンスオブワンダーですね。SFならではの醍醐味を堪能させて頂きました。 人間は地球のガン細胞になりつつありますが、でもまだ望みは捨てたくないですよね。人類の未来をどうしていくかは人間次第。考えさせられるお話しでした。
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