ペッパー

「あずくん誕生日おめでと~!何か欲しいものある?」 「もの、というか。一個やって欲しいことがあるんだけど…」 「うん?言ってみ?」 「…俺のこと、竹村とか梅木みたいに扱ってほしいというかいやこれは深い意味とかなくただ甘やかされたいだけなんだけど!?」 「そんなんでいいの?ふふ、あずくん可愛いね。こっちおいで?」 「あれ?もう既にゆんゆんのお兄ちゃんスイッチが入ってる?」 「ちょうどあずくんにケーキを用意してるんだ。切り分けて持ってくるから。…あずくんには俺の手から食べてもらおうかな」 「えっ!?」 「冗談だよ。そんなに顔を赤くさせなくても…。もしかして体調でも悪い?おんぶして保健室でも連れてってあげようか」 「…ゆんゆん、からかってるよね?」 「あれ?バレた???だってあずくんが可愛いお願いしてくるもんだからつい…」 「は!?かわっ、いや、もう!!!ゆんゆんの鈍感~~~!!!」 「えぇ!?」
2件

この投稿に対するコメントはありません