碓氷澪夜

面白いだけじゃなかったです
ラブコメ的な雰囲気で始まった物語。 二人のやり取りについ笑ってしまいながら次のページを読んでいたら。 徐々に違和感を抱き、何が起きているのか、確かめられずにはいられなくなりました。 エイプリルフールを、嘘を、ここまで恐ろしく思ったのは初めてです。 誰を傷つけることもない小さな嘘は、現実になってほしいと思うものも多いでしょう。 私も、少なからずそういう魂胆があったりしますし。 でもそれが実際に叶ったら。 この物語を読んで、軽い気持ちで嘘をつくものじゃないなと思いました。 1万字に満たない文字数で、様々な感情を抱くことができました。 素敵な物語を、ありがとうございました!
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