屋久堂義尊

https://estar.jp/novels/26047125『黒田蓮志と太陽の杖』更新しました。  北中葉を焼き殺し掛けた蓮志に、周囲は冷たい眼を向けていた。そんな中、早風のテストが行われる事となった。そしてそれと同時に、学院に或る侵入者が現れる。直前に未織が危機に陥ったと知った蓮志は、それに向かうが――。  蓮志にとって大きな試練の一つが訪れます。それは、蛟紋の影響で思うように霊技が使えない中で蓮志は必死に活路を見出すように藻掻くというそういう制限と、彼の中で揺れる友情の有り方とで、激しく動き回る事となります。そして強大な敵が現れます。それに対し、蓮志はどう挑んで行くのか? そこが一つこのエピソードのクライマックスになります。  因みに妖怪の描写は私の独創も交えていますが、或る程度資料に従って妖怪やもののけの特徴を描いているつもりです。参考になるのは、矢張り水木しげる先生の書かれた本ですね。これを主な資料にしています。  今回現れる妖怪も水木しげる先生の描いた絵や、先生の研究した解説を元にオリジナル要素を含めて描写しています。特にその妖怪の放つ攻撃は、完全に私のオリジナルですね。  他にももっと妖怪について詳しく描きたいのですが、中々妖怪を絡める場面がそう無くて、まああくまでも学院生活を主体とした学園物の作品になるのでそこは人間ドラマがメインになってしまいます。そこは『鬼太郎』とかとはちょっと違って来ますね。まあ『鬼太郎』の世界によれば、オバケには学校も試験も何にも無いそうですから(でもちゃんと妖怪学校と言う物が有るんですよね)  因みに、段々にまた霊技をもっと増やして行く予定です。今は火車や蒼流、早風程度しかまともに出番がないですが、他にも多くの霊技を考えていますのでそれをどんどんと出して行きたいと思います。楽しみに待って頂けると嬉しいです。  さて、蓮志の学院生活は今後どうなるか? そして蓮志の父親の正体とは? 暗躍する影とは? 色々謎を段々に解いて行きたいです。  またのんびり更新して行きます。宜しければお読み下さい。
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