西 東

チート能力かと思いきや。
タイムリープと聞くと、『やり直しが効くだけ人生楽勝じゃないか。』などと思ってしまうのですが、そこは幾つかの制約があって何もかも思い通りにならない設定が秀逸ですね。 時間を巻き戻して逃げるを繰り返す相手であっても、地道かつ根気よく粘り強くの先野の仕事振りが実を結んでの依頼達成はネタを知っている読者から見たら、凄い仕事振りになります。 しかし敏腕マネージャーが存在するのに手すきになる先野って……、彼も結構不思議な存在ですよね。笑 どこまでも現実的な仕事振りから暴かれたタイムリープの弱点。それを知る三条が別のタイムリーパーを上手く出し抜きそうな雰囲気を残しての終わりもワクワク感が残って楽しいです。
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いつもお世話になっております。 感想、ありがとうございます。 また連作短編に戻ってまいりました。 ここのところ、このシリーズばかり書いている赤羽でございます。 今回、タイムリープ現象が小説の中盤ででてきますが、ありとあらゆるメディアで、「やり直し現象」を見ている最近の人ならば、なにが起きているのか簡単に理解できるのではないでしょうか。 そのうえで、それの外側にいる人がどう対処できるのかを考えてタイムリープに制限を設けてみました。 先野が約野との面談の途中でコンビニに行ってしまったのは、三条とだけのほうが話しやすいのではないかとの気遣いかもしれません。そのせいでまたも真実にたどり着けないの
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