【コメント】切ない熱さがぴんと張り、けれど信じる気持ちが少しずつ輝く、凄く優しい物語でした。

君の心が晴れるなら　　　　　　　　　─非M男子の一途な献身─

切ない熱さがぴんと張り、けれど信じる気持ちが少しずつ輝く、凄く優しい物語でした。

最終話まで読ませていただきました。完結おめでとうございます…！🙏✨ テーマの最後まで通った美しいかたちへ、一つの長編を完成させて、そして公開してくださってありがとうございます。じっくり書き続けて完成させることは本当に凄いことだと思いますし、樹くんの純で一心な気遣いが、莉子ちゃんのずっと受けてきた苦労・苦心からぼろぼろだった〝信じる心、信じたい気持ち〟を徐々に優しく癒やしてくれて、少しずつでもお互いに手を差し伸べ合えるようになっていく、切なくも暖かい過程が胸に迫って素晴らしかったです。私も一読者として、この作品を読めて嬉しかったし、良かった！と思いました。読み返しても、熱くて切なくてキュンと痛くも甘い、心の深呼吸みたいな満足感が凄いです…！また、樹くんも大変な不幸に過去見舞われてしまっていて、それで身も心も悲しさや苦しみから脱却し切れなかったけど、彼の方も莉子ちゃんとの、時に緊迫しつつもほんのり暖かいやりとりが、ゆっくりと救いになってくれていったのが読み応え抜群にドキドキしました。読んでいて胸がスーッと透明になって、天を仰いでしまうくらいに…！樹くんにとっても莉子ちゃんにとっても、お互いが陽の差す美しい蜘蛛の糸みたいで、それは最も大切同士な二人のみが、お互いを自由へと癒やしていくための優しさと信頼への道であり、細くとも暖かさにしっかりきらめいて続いていくような感じがしました。濡れ場でも、前戯からお互いの体ごと、抱え合っている事情へ向き合い、そして心も含めて全霊でぶつかり合って……少しずつ、でも確実にわかり合っていく過程が凄く丁寧ですてきでした…！！🥹💕 樹くんと莉子ちゃん、お互いの優しい気遣いからさらにふわっと開放される、そんな自由な関係にもっと進んで行ける未来が目に浮かぶような、二人のほんのりした愛情、恋情の光と、爽やかな希望に満ちたENDも素晴らしかったです。🥰 とっても素敵な作品を、どうもありがとうございました！🙌🎉✨

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