小波ほたる

「あと一回」の先にあるものとは
すごい。 なんか、その一言に尽きるな、と思った。 いつだって生きることはあてのない「あと一回」を繰り返すだけで、それは物語序盤のユーリの心境みたいに「希望」で「生きる理由」になるのかもしれないけれど、あの竜を前にしたユーリみたいに、自分の持てる全部を否定され無力だと突きつけられた時は「絶望」と「虚無感」に変貌するのだと、体感した人は少なくないと思います。 それでも、生きることをやめない限りはやっぱり再び「あと一回」をこなすしかないわけで、人はその中で結局何ができるんだろうと探り続けるしかない。 そんな、この世界に居ることの真理を、わくわくするファンタジー世界のミッションを通じて見事に描いてみせてます。 綺麗事だけじゃない勇気を刺激された気分です。 あと、続きが気になります。ユーリとリサがこの先どのように衝突と理解を繰り返すのか、隊長にはどんな過去があったのか(絶対壮絶な何かか感動する何かがあるはずだと信じてる!)、そして彼らはどんな使命感や哲学を持って成長していくのか、知りたいですね。 妄想コンテスト応募作品とのことですが、私が勝手に大賞にしますw
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小波ほたるさん 感想をいただきありがとうございます! なんかこんなすごい話を書いたんだっけと少し気恥ずかしくなるぐらい素敵な感想で嬉しいです。 ユーリとリサのこと、サキ隊長の過去はいろいろ考えてたのですが 8000字には入りませんでしたw いつかまとめて長編にしてみたいなと思ってます。 小波さんに大賞に選んでいただき光栄です。ありがとうございます!
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