『涼宮ハルヒの憂鬱』 読み終わりました。 この作品は、角川書店の「スニーカー大賞」受賞作品ということで とても勉強になりました。 2003年作品なので、もう20年以上も前の作品なのですね。 基本的な構成はローファンタジーというか、 ファンタジーなんてあるわけないと思っているキョンの語り口で 信じがたいファンタジーが目の前で展開していくという流れ、 読みやすく、没入しやすく、さすがです。 この作品って、不思議ものを求めて、それを無自覚に実現してしまう涼宮ハルヒの不思議な力がテーマになっていますが、 その涼宮ハルヒを生み出した、というか、そういう存在がいて欲しい、でもいるわけないよな、でもいたら楽しいだろうな と思っていたのは語り手のキョンなので、 一番力を持っているのはキョンなんだろうな、と思いながら読みました。 つまりは、キョンが涼宮ハルヒのような人物がいてほしいと願ったから涼宮ハルヒにそんな力が身についてしまったのかな、と。 まだ、シリーズの第1巻なので、ここで早急に決めつけてしまうのも変ですね^^; この後も続編が解禁されていくので、読んでいくのが楽しみです( ღ'ᴗ'ღ )
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