とにかく、ただ、読んで面白かったのでオススメしたいのです。
これからこの作品に向き合う方には、ぜひ、一切のネタバレを見ずに読むことをオススメします。 記憶のない少年は何者なのか。 その手がかりを作者さまは「それとわかる伏線」 で散りばめています。読んでいると、読者にも「パズルのピース」は手渡されていくのです。 私は自分なりにそれを並べて、謎解きさながら想像を膨らませました。 けれど最後、作者さまが鮮やかに全てのピースを嵌めて、自分の想像など遥かに超えた物語の全体が浮かび上がると、あっと言わされたというか。 ジャンルはファンタジーですが、謎の回収にファンタジカルな要素は全くなく、見事な着地はもう爽快の域でした。 作品に込められたメッセージに関して、作者さまは内容が重くなったかもと仰いますが、私はそんなふうには感じませんでした。 知識に裏打ちされた作者さまの描かれる世界はリアルで、何かを抱えつつも優しさ溢れる登場人物たちが、個性的で生き生きとしています。 胸にグッとくる場面、心に響く言葉。 夢中で物語を追いかけたら、読み終えたときメッセージを受け取っていた、そんな感じでした。 とても面白かったので、たくさんの人に読んでほしいなと思っています。 素晴らしい作品を読ませていただき、ありがとうございました。
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佐古見さま 涙が出るような嬉しいレビューを、 本当にありがとうございます!! この物語を書くに至った経緯は 「あとがき」に綴らせていただき ましたが、いままでの作風とは違い ずっしりと重い真実や、残酷な描写 があるので読者様が引いてしまうの ではないか?と公開後もずっと不安 を抱えていました。 けれど、作者の私が伝えたかった ことを佐古見さまは何もかも受け 取ってくださった。そして、書いて 良かったと思える沢山の嬉しい言葉 を届けてくださった。もう本当に、 感謝の気持ちで胸がいっぱいです!! Web小説を書く上で必要な流行要素 はひとつもありませんが、ただ自分 が伝えたいことを物語に込
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