不思議な色気と精悍さを感じる師弟関係
 読みながら水墨画の世界が脳の中で膨らむような、新たな妄想感を得ました。登場するメインの二人に不思議な色気と精悍さを感じ、師弟関係の始まりからそのクライマックスまでを間近で見たような気分です。読後感がヤバい。  弟子である飛鳥の強引にも見える行動には強い想いと理由があり、この子ならばという性格の必然性からこの物語が成り立っていました。師匠の背景が少しづつ時間経過とともに詳らかになる時、彼女のとった行動に不思議は感じず、1頁に描かれた場面には理由と信念のこもった力強さがあった事に後から思い涙を誘うものがありました。  水墨画の世界、師弟関係、そして墨の持つ色彩の不思議。このような投稿小説サイトではなかなか描かれる事は少ないと思いますが、だからこそこの作品の持つ圧倒的な魅力に私は強く胸を突かれた気分です。  素晴らしい短編小説。  大賞受賞おめでとうございます。  
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そんな風に読んでいただき、じんと心が鳴りました。自分の書いたものなのに、全く別物に感じます。あぁ、そんな気持ちになっていただけるのかと、登場人物達に頭が下がりました。トコダさまの贈り物を大切にしたいと思います。ありがとうございました。
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ほんとうに素敵な作品でした。 Xの私のアカウントで紹介させていただいてもよろしでしょうか? いぬいさんのアカウントもメンション付けたいと思います(いぬいさんあまりXはやってらっしゃらなかったみたいですがw)。 私と相互FFにはなったままっぽかったので、もしよろしければ!w
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