屋久堂義尊

https://estar.jp/novels/26047125『黒田蓮志と太陽の杖』更新しました。  学院生活は一学期の期末試験に向かって行きます。蛟紋の影響で火の力がダウンしている蓮志。一方授業で蓮志との差を見せびらかす北中。蓮志は、新しい霊技雷華を学びつつ、火の力を抑圧されている事に不安を感じるのですが……。  一方休日に狐山集落に向かう蓮志。精一と共にそこで聞いたのは、太陽の杖の話。蓮志も精一も、その存在を一種本気で捉えていないが、ですが学院の教師の一人で有る三神がそれを研究している事を知るのでした。  やっと太陽の杖について少し触れられました。ただ、太陽の杖が一体まだ実在するのか、それが有るとどういう効果が出て来るのか、そういう所は明らかにされていません。  結論から言いますと、今後蓮志達の物語に太陽の杖は絡んで来る事となります。  精一は蓮志の友人として描いていますが、蓮志は精一に対し、例えば未織に思う事とは違う感情を抱いています。多分読者の中には蓮志と精一の関係は少し危うい物が有るだろうと思われる方もいらっしゃるでしょう。蓮志は、友達と言う物を知りません。それ故、本当の友情と言う物をまだ分かっていないのです。そして精一もそんな蓮志をしっかりと応じる事が出来ている訳では無い。彼はそこまで友達作りに苦慮した事が無いのです。謂わば誰とでも仲良くなれる精一と他人との距離を測り兼ねない蓮志の二人の関係が問題になって来るわけです。  今後、二人の関係がどういう風に変わって来るのかも注目して見て行って欲しいです。  次回はいよいよ一学期期末試験に突入する事となります。羽根打部も試験の為にお預けになります。蓮志は果たして試験に突破出来るのか? 火の霊技は使いこなせるのか? そこが中心になる予定です。  プライベートでは首の痛みが深刻です。映画館でずっと座って映画を見られなくなっています。この痛みの所為で執筆活動にも影響が出ています。どうにかならないかなあ。  またゆっくり更新して行きたいと思います。お付き合い下さると幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。
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