【コメント】プロレスに詳しくなくても楽しめる

八百長プロレス　～ガンボルドとヴァネッサの絆～

プロレスに詳しくなくても楽しめる

投稿作品の一覧を拝見して、トピックでご紹介いただいた『レヴァント・ソードブレイカー　～堕天使の渇望と、神を斬る漆黒の騎士』の他にも、この方が書かれた小説がある！　と舞い上がり、『恋愛短編『陣中見舞い』敗軍の将・淡路時頼は陣中見舞いを持参し、かつての恋人がいる敵陣を訪れる』と併せて拝読しました。私はプロレスのことをよく知らないのですが、大変面白かったです。想像をかき立てる文章で、冒頭から引き込まれます。これは上記に挙げた二作品でも感じたことです。特に人物描写。どのキャラクターも、体格から服装までぱっと思い浮かびます。こちらの短編では、変装した二人の絵面がすごそうですね。しかも暗号が過激です。そのくせ、服装選びや声量など、時と場所に配慮しているところが、分別のある大人たちだということを演出していて素敵です。待ちに待った試合は、臨場感のある文章でした。レフェリーによる紹介で二人のフルネームが明かされた時、語感の良さにワクワクしました。二人とも声に出して呼びたくなる名前です。その後、ヴァネッサの肘関節が折れる（わざと外した）場面では、思わず私まで手に汗を握りました。八百長と知っている読み手までも巻き込んだ熱い試合は、義憤に燃える少年との一部始終でクライマックスを迎えます。暗号に気付いて即興を演じるヴァネッサも、アバラが折れてなお悪役でいようとするガンボルドも、本当にかっこいいです。ガンボルド、どうぞお大事に。

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月詠　透音（つくよみ　とおね） 9/17 22:44

こんにちは。『レヴァント・ソードブレイカー』だけでなく、短編まで読んでいただきありがとうございます。感想やPVが増えないなか、文章力や構成やキャラの見せ方などトータルの能力で自信を持てないでおりましたので救いとなるようなコメントを頂き感謝するしだいです。作品テーマが、「絆」をふくめて二人の恰好良さを描くことでしたので一生懸命に作成して良かったと思いました。読み取って欲しい所を読み取ってもらうのがこんなに嬉しいことだとは思いませんでした。稲着よふみさんの作品も、レヴァントのほうがあと２～３日で第一章が書きあがり、時間がとれると思いますので読みに伺います。以前よりカクヨムで活動

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