ごきぶり

日本版には別にもう一つ独自の改変があるという。「親切なアリはキリギリスに食べ物をわけてあげました」となるのだが、これは原典にはない。話に温情を加えて、原点の怠惰・浅慮への警告が薄められた。結末を改変したのはどうも日本だけらしい。(1/14/03 毎日新聞夕刊)という情報をネットで拾いましたよ、と。
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 わざわざ拾ってもらってどうもありがとうございます。あるんですね。日本だから当たり前かもしれないですけど。  怠惰や浅慮の危険性を前面に打ち出して自己中心の努力や研鑽、果ては排他主義へ導くのもありなんです。でもやっぱ、僕は日本特有の集団の中の人情、そこから恩返しの為の努力や研鑽、そこから生まれる(果ては戦争さえ引き起こした危うい)集団主義が好きなんです。狂気に近い。だけど当たり前にみんなでそれをする。ほら、この設定なんかネタの匂いがする、みたいな(笑)  そんな話です。そこまで真面目に何かを憂いてるとかではなく、アリとキリギリスについてはそんなこと思いました。まる。

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