屋久堂義尊

https://estar.jp/novels/8250820『常世は今日も雨が降る』更新しました。今回更新しましたエピソードは、私の高校時代の思い出の店のイメージで書きました。  私は一応平成世代になるのですが、昭和のフォークソングが大好きなのです。特にかぐや姫、吉田拓郎、さだまさしなんかが好きですね。生れて初めて買ったCDはかぐや姫のベストでした。  逆に自分の時代的にマッチしている歌手の歌が全然分からなくて。多分私の場合、浜崎あゆみとか倖田來未とかが世代になると思うのですが、良さが全く分からなかったです。今聞いても全然胸のときめきがしません。  辛うじて、小室哲哉の関係の歌手は聞けるかな。初期の安室奈美恵とか華原朋美とかは好きかもしれません。  丁度騒がれていた頃の宇多田ヒカルとかもあんまり分かりませんでした。  そんな私には高校時代にレコードを持って行くとそれを流してくれる喫茶店が行き付けで有ったのです。そこに音楽スタジオを兼ねたレコード店でレコード盤を買って、持って行って掛けて貰うのが楽しかったです。土日に良く通っていましたね。もうその喫茶店は十年以上前に潰れてしまったのですが、ああいう店を必要とする学生でした。  私は何時も生まれた時代を間違えたと思って生きて来ました。フォークソングが全盛期の時代が一番自分に合っている気がします。四畳半の部屋で貧乏と戦いながら過ごす。そういう暮らしが当たり前の時代が良かったなあと思います。  まあでも現実問題としてそれを知っている訳では無いのですがね。実際にそれを体験した世代からすれば、そこまで美しい物では無かったと言われるかもしれません。  私は怒涛の平成時代を過ごし、そして今令和を生きている訳ですが、矢張り話題が同年代と合わないです。家が或る意味古い教えを押し付ける家だった事も理由に有るかもしれません。  取り敢えず、同世代とカラオケに行くと苦戦します。今はK-POPとか全然意味不明です。最近は踊りが漏れなく付いて来るようになってしまいましたからね、それは私には良く分からないです。  生きにくいなあと常々思っています。  この作品は気儘に更新して行きます。また何時か、気が向いたら更新しようと思います。お付き合い頂けると幸いです。
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