稲着よふみ

プライドを傷つけられて始まる物語
トピック「ファンタジー小説を募集」への書き込みありがとうございます。 第1章の完結、お疲れ様です。さしあたり、第十三話までの感想・レビューの投稿を失礼いたします。 あらすじに書かれている謳い文句「戦慄のダークファンタジー」に偽りはなく、冒頭から戦慄しました。死刑を執行する、血槍の半吸血鬼。書き出しからタイトル回収がされていることも印象的でした。 では、血の絆とはどういう意味で、彼女は誰に裏切られるのか。 サブタイトルの回収に胸を膨らませながら、第一話へ進みました。 プロローグの段階で感じていたのですが、黒翼の少女ことサキは、気位が高いですね。それ自体は悪いことではないと思います。ただ、ライトが苦言を呈したように危うさを感じました。 「アハハっ!!やっぱり、私って強いんだわぁ!」という台詞が、序盤のサキを端的に表している気がします。 その驕りも原因の一端となり、サキはミラクに裏切られます。 第五話の急展開は胸が張り裂けそうでした。ニーナ……登場したばかりだったのに退場するだなんて……。殺害方法から葬り方に至るまで穏やかではありませんが、怨霊などになってまで苦しむことがないように、彼女の冥福を祈ります。 ここまでの話を、ミラクの過去(スター特典)を知ってから読み返すと、初見とは違った余韻に浸れます。 サブタイトルの半分が回収された後は、双子との友情と、ひと匙の甘さが待っていました。 特に第十話から第十一話にかけての展開が好きです。限界まで吸血欲求に耐えたサキがいじらしく、それを見抜き受け入れたラキはかっこよかったです。まさしく血の絆ですね。 翌朝、ラナが「あの人がそんな遠慮をするなんて少し意外だけど」と言った時には、思わずうなずいてしまいました。序盤と比べると、良い意味でも悪い意味でも、サキは変わったと思います。目的地にもまだ到着していないのに、凄絶な旅路でしたからね。 第十二話からは新キャラ(内一人は冒頭でサキに話しかけていた人?)も登場し、ついに目的地である都へ! 第2章の更新も楽しみにしております。 最後に、トピックにて素敵な作品をご紹介いただきましたこと、重ねてお礼申し上げます。 (12ページがまっさらなのですが、こちらは意図しての演出でしょうか。もしかしたら手違いで公開されているのでは、と思いまして……演出でしたら大変申し訳ございません)
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お読みくださって本当にありがとうございます。いつも反応をくださるのでとても励みになり有り難かったです。 こんなに読み込んでくださったご感想は初めていただいたので、とても嬉しいです……! 第2章は、少し時間を空けて投稿しようと思います。 今回、書き溜め無しで毎日投稿をしていると少し矛盾や誤字、描写不足が否めなかったので……。更新ペースが落ちるかもしれません。 ですが、絶対に完結はさせます。 ご指摘くださったことはミスですね💦ありがとうございますm(__)m
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