倉橋

アイドル小説として楽しく読みました!
 作者については、「思索する人間の読むエンターテイメント」と勝手にレッテル貼りをしているが、前作より分かりやすい内容の現代への風刺小説にスライドしている感がある。  今回はシリーズものの番外編ということで、豊富な挿絵があれば、充分ラノベとして通用するアイドル小説となっている。  ナチスの文化へのこだわりなど、多少、作者のこれまでの雰囲気を残す部分もあるが、さして深入りすることはなくラストまで引っ張っている。  それならばナチスについての考察は不要なりという意見もあろうが、作者も重々、それを承知している筈で、「思索する人間が読むエンターテイメント」の作者としてのこだわりであろうと評価したい。  作者の作風が今後、どのような方向に向かうのかを興味を持って見守ると共に、楽しいアイドル小説として賞賛したいと考えている。
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まずは拙作を読んでいただき、まことにありがとうございます! 今回はナチスの制服に関する箇所などが多く、むしろ「いままでよりも硬い」と読まれてしまうかな、と思っていたのですが、ラノベとして通用する、との「読み」とても嬉しいものです! アイドル小説、いいですね。 ただし、このあと、しばらくグロ、ゴア、きつい表現の作品になるかと思います(浮かんでいる小説の案がそんなものばかりなので……;;)。
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