石亀じだん

きゃーあ、やめて、それだけは、痛いから
あらら、敵に捕らわれたのですな。 そうそう、これから始まる拷問のことを思うと、いてもたってもおれない。さもありなん。 「それだけは堪忍して」 「いや、やめて、それは痛い。我慢できません」 「きゃーあ、なんてことするのよ」 「おお、恐ろしい、そんなことされたら、一分と持ちこたえられません」 そうですね。そうでしょうとも、『この老体にとっては、どんな黄門も、校門も、いや拷問も耐えられない』そうでしょうとも。 城の秘密の出入り口でも、王の隠し妻のことでも、奥方の浮気相手でも、そりゃ痛いことしないと約束してくれたら、なんでもしゃべりますとも。 口は堅くないです。 おや、助かりましたね。 でも何ですか、独房の中でつぶやいていた言葉は録音されていたようで、国に帰ると皆にバラされてしまうとか?? いや、しかし世の中にはいろいろな拷問があったものですね。どれ一つとっても本当に怖いですな。妄想地獄かな? 面白かったです。
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じだんさん!ナイスなご紹介&ご感想ありがとうございます! 感想はめったにないんで、とても嬉しいです。心意気が嬉しい。 これからもよろしくお願いいたしますね。 共に、頑張りましょー!幸せに向かって。(^_^)
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トリトン さん こんばんは 石亀じだんです ご丁寧にもコメント返信ありがとうございます。 いや、すごく面白かったです。 こんなにもたくさんの拷問があるなんて驚きでした。 また寄せていただきます。
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