石亀じだん

絶滅動物園か。もしかしたら
レビュー失礼します。 どうやら主人公は、過去に地球で生息していたが、絶滅してしまった動物を集めた「世界動物大全」なる本を鑑賞しているようだ。 傍らには、その昔生きていたという、猫に似たかわいらしい「ぬこ」というのがいるらしい。 地球温暖化によるものだろうか、生き残るために遺伝子を操作、品種改良した新種の動物「ぬこ」なるものが、人類最後のペットであるという。 そうですよね、人間は人間だけでは生きていけないことでしょう。もちろん何かを食べる。食料になる動植物が必要になるし、そして生きがいにはそれだけでなく、生活を潤すペットの存在も大きい。 それが自分たちの生活を優先し、自分たちが住む地球を破壊していく。人間のエゴのために。 こんな世界がもしかしたら本当にやってくかも知れない。ほんとうに怖いことですね。 自分たちが住む地球をもっといたわらないと、結局は巡り巡ってこの物語の動物たちだけでなく、人間も同じ目にあってしまうことだろう。 この食中植物の「ぬこ」ようなものに、そのうち人間が食われてしまうかもしれない。 切に願いますね。この地球を何とかしなければと。 年々ひどくなっていく気象、そのうち42度なんてことが平年で、風速80メートルの台風とか、一時間に300ミリの豪雨が当たり前の地球に、日本にならなければよいがと願います。 どこかに優しさが漂うこの物語ですが、人間が猫のようにならないかという恐ろしさを思い出させてくれる、秀作だと思います。
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じだんさん、この短い話にこれほどまでに丁寧なレビューをいただけるとは。本当にありがとうございます! 想像の余地がある話になったと思っていましたが、ここまで色々考えていただけて作者冥利につきます😊。 嬉しいです、、。
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うたかた さん こんばんは ご丁寧にもコメントありがとうございます。 いえいえ、とんでもありません。読解力なく、作者さんの意図するところを汲み取れているかどうか、心配です。 でも、私も日ごろ、地球温暖化とか、絶滅危惧種などという話題、ニュースには心が痛むところです。 偉そうなことを言っても実は何もできていないのですが、なるべくゴミを出さないようにとか思ってはいるのですが。 いい物語を書かれておられますので、また寄せていただきます。
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