屋久堂義尊

https://estar.jp/novels/26047125『黒田蓮志と太陽の杖』更新しました。  一学期末試験前最後の描写になります。ここに来て蓮志に少し問題が生じます。また蓮志は、母沙友利に関する或る可能性を知る事となり、それを妖怪学の先生である森野陽子に伝えますが……。  試験前って嫌ですよね。私はメンタルが弱いのか、試験前とかまたは試験当日になると、過敏性腸症候群でお腹が痛くなってしまうのです。そんなドキドキから今社会人になって解放されて、かなり楽にやっています。  学生には試験と言う物が付き物です。それは蓮志達椿霊法学院の皆も同じです。一年生の一学期という事で、まだそこまで高度なレベルの物は求められていません。それでも、蓮志やまたは夕美のように、自信が無いような学生にとっては地獄の日々になると考えられるでしょう。特に蓮志は今回のエピソードで自分が陥った或る暗示に気付かされる事となります。それをよりにもよって試験直前に気付いてしまった事は蓮志にとって大きな不安要素になります。そこを蓮志はどう乗り越えるのか……。  また蓮志は母である沙友利に関して或る可能性にぶつかります。それを森野先生にぶつけてみましたが……。  蓮志は今の所レベルとして落ち零れにまではなっていません。しかしながら決して霊技が上手い訳では無いという設定になっています。蓮志の弱点はイメージがネガティブに走りがちな事です。これは蓮志のこれまでの生活で彼に成功体験が少ない事が理由に挙げられます。蓮志がもっと幸せな幼少期を過ごしていればここまでネガティブになる事は無かったでしょう。それこそが蓮志の一番の弱点になります。  精一はそう言う事を気にしません。そこで蓮志とお互い補え合えれば良いなと思いこの二人はペアにしている事が有ります。精一も躓く事は有るのですが、彼はそれを真正面には捉えません。ただ、それが本当に良い事なのかは考える必要が有るでしょうね。  また時間を見付けてゆっくり更新したいと思います。今回更新しましたエピソードもお読み下さると嬉しいです。何卒宜しくお願い申し上げます。
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