大佐戸達也

胸を締め付ける物語でした
タクシーの後部座席、右側に座って車窓から海を見ながら風に吹かれる少女の姿は、視覚的にも、もうすでに「物語」だと思います。左からは、優しい姉の声。車は病院へ向かう。あの日の事故。後悔と寂しさ、言い訳にならない言い訳。記憶の中のあの焼きそばと、言い争ったトロッコ問題。母は、父は、そして、私は――。 少女は背負いきれないものをそれでも背負って、ただただ姉を"思う"、そんな物語です。胸が締め付けられました。
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なんて素敵なご感想の言葉たち。大佐戸さん、ありがとうございます😭
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