石亀じだん

これはどうなる。どうする。
なんだか、朝の教室で事件。 どうやら送り主の名がない手紙、それも熱烈なラブレターだったという。 受け取った友人は、いや正確にはそのラブレターを拾ったやつが「これは誰が書いたんだ」と面白おかしく騒ぎ立てていたようだ。 それを奪い取って、本来の宛先に渡してやるのか。いいやつだな。 受取人の桜井というのは親友で、長身で成績もいいし、イケメンときてる。きっとクラス、いやクラス以外でもモテモテだろうな。 「誰が書いたのだろう」という桜井の言葉に当然のように「おれが探そう」となりますな。 さて、相手探しは、地味なメガネっ子愛衣ちゃんから、陸上部の彩花ちゃんへ。お姫様抱っこかい。これは本命だ。そして吹奏楽部の伊織ちゃん。フルートからシンバルとはパカな、というなかれ。シンバルはパーカッションだな。それはどうでもよいが、どうやら文芸部の平井さんも外れだったようだ。 でも、なんだかおかしな展開になってきたぞ。 そうだよな、高校を卒業して進路が違えば親友関係も今まで通りにはいかないことだろう。 「おっとっと」と言っても、お菓子じゃない。 雲行きがおかしいという話。 そして、いきなりの「直球」に心臓を撃ち抜かれる。なんだ、桜井は知っていたのか。 しっかりアンケートで筆跡鑑定もしていたのか。頭いいな桜井は。 ほんとうにいい男だな。しかも相手の気持ちも傷つけないで、しっかり男同士の友情を深めていた。 最初は、ちょっとしたミステリ調でどんな展開になるのか。どうやって田村をぎゃふんという目に遭わすのかと気になりましたが、思いっきり空振りをさせていただきました。 どうなんですかね、こういうのをBLというのか分かりませんが、きちんとお後味のいい見事な落としどころに舌を巻きました。 ストーリー展開のうまさにやられました。
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石亀じだんさん、軽快な語り口の素敵なレビューをありがとうございます! 正直、書いたことのない方面の話だったのでちゃんとした物語になっているか心配でしたが、お褒めくださり嬉しい限りです。 主人公は少々あざとかったですが、それを上回るイケメン桜井の洞察力たるや、天は色々与えすぎでした。🤭 本作はジャンルを「BL」としたかったのですが、それだと読者に気づかれてしまうかと思い、「青春」とさせていただきました。たぶん、「ブロマンス」というのが一番近いのではないかと思います。 これからは、より好き勝手に変な物語を書いていこうと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。🙇🏻‍♀️
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秋月 一成 さん こんばんは。 ご丁寧にもコメントありがとうございます。 何ともつたないレビューにもならないレビューで失礼いたしました。 イケメン桜井くんはいいやつでした。もちろん女性にももてるでしょうが、男だって「惚れて」しまいますね。 最初、確か「ジャンルなし」だったように記憶しますが。 BLとあったら敬遠していたかもしれません(失礼)。 「青春」になっていますね。 ほんとに青春ですね。 男と男がいちゃつくのはどうかと思いますが(それがBLというのかな。このエブリスタでもとても人気が高いとか)。 男の友情は問題ないですね。 こちらこそ、いつもお立ち寄りいただき感謝です。 今後ともよ
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