アズマ

頭がごちゃごちゃで、こんなに打ちひしがれるのも久しぶり。私に友人が少ないのは、友人との別れが怖くて、それなら最初から仲良くならなければいいやと心で尻込みし、弱虫な私は別れが訪れる度に落ち込んで、きっと他人とまともにお付き合いできない人間の部類なのだろうといつも思っていた。 インターネットの世界でも、交流に関してはずっと一線を引いてきて、深い付き合いはするまいと決めていた。ただ、私の気も変わり、最近ではリアルで作家仲間と交流も増え、少しは私もまともな人間らしくなってきたのかと思っていたからこそ、その人の知らせはショックが大きくて、やっぱりグジャグジャと泣く私は弱虫だと改めて思う。 他人の死に慣れることなんてなくて、それならやはり一人の殻にずっとこもっていればいいんじゃないかと考えるけれども、慣れることはなくても自分が少しずつ強くなることならできるのかなとそう思う。いつか心のカサブタが取れて、心が強くなれるなら、こうやって打ちひしがれる時間も、グチグチ言う時間もきっと無駄じゃない。そして、弱虫の私には、筆を取り続けて、言葉を発信する以外に道はないのだろうとそんなことを考えてしまう。
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今は棘だらけの心をなだめるためにそっと過ごしましょう。 筆を止めない事が自分らしさだと思うのなら、それを貫きとおすのが文字通りの意味でアズマさんらしいのだと思います。
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