石亀じだん

あなたのご主人はほんとうにあなたのご主人です
夫が夫ではない。 おっと、これは穏やかな話ではないぞ。 そうか、出張に行って、おそらく「宇宙人」と入れ替わってしまったのだろう。 夫婦だからこその違和感は、それはきっと当たっていることだろう。 子供のことや靴紐のこと、寝つきの良さ。これは絶対に。 兄ちゃんは、弟をだしに。流石だね。今夜はスパイラークで決まりだね。 『ねえ、あなたは誰ですか』 おお、怖い。これは怖い。それは思っても口に出すことはできませんよね。 そして、事件が。 そして、もっと恐ろしいラストが待っていた。 でもそれは、ここに書くべきではないだろう。 二年前のカードや財布は、何らかの事件があったことを暗示するが、それを追求するのはやめましょうね。 家族の幸せは、いまここに厳然とあるのですから。 なんともミステリアスな物語ですが、もしかしたら、夫が何らかの事故に遭って、命は助かったが、性格が変わったのだ。そういうことが現実に全くないと誰が言いきれるだろうか。 ほら、そこの、この作品を読んでいる方。あなたのご主人も。 いい方に変わったなら、いいでしょうがね。 怖かったですが、面白くもありました。
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石亀じだんさん、すてきな感想をありがとうございます! このまま帯にしてしまいたいような魅力的な表現で、にやにやしてしまいました。 楽しんでいただけて嬉しいです。お寄りいただきありがとうございました(^ ^)
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彩月志帆 さん こんばんは 初めまして。 いきなり感想を送りつけまして、失礼いたしました。 ご丁寧にも返礼いただきありがとうございます。 なんだかすごい設定におどろきました。 なんかドラマなどにもあってもおかしくないですかね。 もちろん怖いところもありましたが、ハッピーエンドで終わっていてよかったです。
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