卯月 幾哉

本の世界と現実を行き来する青春現代ファンタジー
メッセージ性があり、ふしぎな読書体験のできる読み応えのある作品でした。 女子中学生同士が「運命の一冊」の噂を聞いて書店に向かい、それぞれが本を手に入れる――それが、日常からファンタジー世界への旅立ちの始まりとなっています。 しかし、あくまで彼女らは現実世界にいるので、本を読んでいる間だけ異世界に転移しているような、面白い読書感覚を得られました。 「鍵」という言葉がタイトルやイントロ、エピソードのサブタイトルなど随所に出てきますが、実際に〝鍵〟が登場するのは終盤近くです。 それが文字通り物語の〝鍵〟を担っています。 「鍵は鍵であって、鍵でしかない」 冒頭の言葉の答えは、最後に明かされます。
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卯月 幾哉さん 感想、ありがとうございます! 面白い読書感覚と言っていただけて嬉しいです。 いろいろと書きたいのですが、どう自作を語ればいいか分からず、簡単な返信ですみません! とにかく、読んでいただき、さらには感想までいただけて嬉しかったです! ありがとうございます!
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