石亀じだん

やはり人を憎むことは良い結果がないのだろうか
おっと、最初からなんとも言えないシーンが展開する。 母親の深い悲しみを思うと、なんとも。 父親を憎む気持ちが5年ですか、やりきれないですね。 そうか、再婚相手なのか。母もそんな相手を見抜けなかったのだろうか。 素行が良くなかった男のようだが、どうして結婚したのか。 そうですか、やはり生活苦のためでしたか。 「息子とキャッチボールがしたい」 とても優しそうないい男にも見えるが、あらら、母親の遺産目当てでしたか? 母親や息子に暴力を振るうまでに。本性が現れましたね。 そして、息子の彼は『殺してやりたい』とまでにその気持ちが育つ。 そうだね、それで君の人生が終幕になるのは良くない、かといって? あらら、そうだったのですね、どうやら店はひどいことに。 え、「日ごろから息子にいい教育を受けさせたい」と思っていただと。どの口が抜かす。 そして物語はさらに一ひねり、そういうことでしたか。 ラストは、いや、もうやめにしましょう。 いつだって、かわいそうにも犠牲になるのは罪もない子供です。 とにかく、犯罪者にならなくて良かったと言えるが、でも? なんとなくほっとしたようね、いや、でもこの話はどこで終わるのかと言う怖さもあり、驚かされました。 実際に世の中にも子供を、それも自分の子を虐待する事件があとを絶たない。 そんな世の中は寂しいですねと改めて思い起こさせてくれました。 怖いながらも、「こんちくしょう」「何とかしなければ」という気持ちが湧いてきました。
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またも素敵なレビュー、ありがとうございます🙇 読者にウケるには、正攻法の復讐を描いてザマァで終わる方が良いと分かっているのですが、胸くそラストに致しました。 完全な趣味ですな。 そんな小説をお読み下さり感謝致します。
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こんばんは コメントありがとうございます。 そうですね、ラストはやはり一般受けのところで終わるやり方もありますね。 というか、みなさんそうするかも。 確かにやりすぎなところもありますが、それまでのことを思うと気持ちも分かります。 それではよい週末を。
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