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貸本屋ペルの魔法の書 ―愛は慎みの中に―
石亀じだん
2024/10/26 10:38
本、そこにはそれぞれの人生と知恵が
エーゲ海ですか、どこまでも青い海と空、そこにぽっかりと座ったような白い雲の様子が目に浮かぶようです。 おそらく石畳の坂道の途中にでもあるような、古い貸本屋。お客なんてめったにこない。 店主のペレですか、なんとなく50代半ばですかね。「性格を変える本」ですか、それはまた奇異な。 そうですか、真っ白な。おそらくそこにはきっと性格を変えるのは自分でしかできない。そう思う心が、きっとそうしてくれるはず? と書かれているのかな。 さて、その本を手に取った彼の運命はいかに。ということですね。 「愛は慎みの中に」にですか、それは、また。 さて、両親も考えてもいなかった弟と結婚したその女性と弟はどうなるのか。 なるほど。 物語と現実が重なって。その本の通りとなるではないか。 でも、きっと結末は? そうですね、商売は「客に売りたいもの」を売るのでは、「お客が望んでいる。欲しいもの」を売ることですよね。 「弟が得るはずだった」 この言葉で意表をつかれました。 そうか、そうかもしれませんね。 きっと彼も残された弟の妻も新たな幸せをつかむことでしょう。 自分の性格はなかなか自分では気づかないものですね。 情景豊かに描かれたアクロポリスの遺跡と人の心が見事でした。 本、そこにはたくさんの人の人生があるのですね。 心に残るいい物語でした。
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ていくみー
10/26 13:03
石亀じだん様 拙作に素敵な感想をお寄せいただきありがとうございます。 遺跡のお膝元、古い街並みの情景描写に注力した作品でしたので、少しでもその空気感が伝わっていましたら大変嬉しく思います! 自分の性格の客観視は難しいですね。 作中の魔法の本は、そこに気付かせてくれるトリガーとしての役割であったと思っています。 お時間を割いてお読みくださったこと、心より感謝申し上げます✨
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石亀じだん
10/26 15:09
こんにちは コメントありがとうございます。 エーゲ海 いいですよね いってみたいところですね。 海も遺跡も見たいものです。エーゲ海に沈む夕日を見ながら、おいしいもの食べることは夢ですね。 とてもいいお話でした。
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