倉橋

「怖いもの」に思う
 この詩は風刺が効いていて、思わず苦笑してしまう傑作である。  だがその後、誰もが慄然となる恐怖を含んでいる。  そしてこの詩は、私たちに多くのことを問いかけている。  回りが怖いものばかり。  怖いものが我が物顔に横行する。  そんな世の中でよいのか。  私たちは怖いものに怯え続けるしかないのか?  いや、私たちにはペンがある。  ペンで描く世界からは怖いものを放逐出来る。  そしてそれがペンの描く世界を超えて、いつか現実を変えてくれるかもしれない。  それを信じている……  
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