ikaru_sakae

BEGINの「島人ぬ宝」のミュージックビデオを何気なく再生してみたのですが これ 久しぶりにきくと ヤバいくらいに胸に響く良い歌ですね! https://www.youtube.com/watch?v=E2LLhc7JJsY 『汚れてくサンゴも 減っていく魚も どうしたらいいのかわからない』 『トゥバラ−マもデンサー節も 言葉の意味さえわからない』 っていうフレーズがものすごく胸を締め付けますね。 失われていく伝統とかコミュニティのつながりとか 少しずつ劣化していく美しかった海とか それをとても日常のさりげない言葉で静かに語っているのが どんな格式高い言葉よりも心に届きます。 私自身は沖縄の人ではないけれど これってきっと あらゆる伝統的なコミュニティやカルチャーに当てはまる普遍性がある感じします。それがものすごく心を打つのでしょう。 あとは沖縄はひどい地上戦があって そのあとも軍の占領地と日本の県の中間のような主権があいまいな状態がずっと続いているから そういう抑圧された満たされないイノセントな、自由に対するピュアな憧れ、みたいな なんかそういう要素も背景で重なり合って この音楽に深みを与えてるのかもしれません。
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