石亀じだん

「コントレイル」とはどうやら飛行機雲とか
「負けたら何でもしてやるよ」 いつもいじめられているクラスの友だちから、野球チームの後輩の助力もあって、『勝負』することになったようだ。 いじめをしている方は、あまり大ごとに思っていないのかもしれないが、いじめられている方は、「明日なんか来ないで」と思うほど、ひどく痛めつけられているというのに。 親や先生に相談できない。それはいじめがさらにエスカレートすることの怖さがあるのだろう。 でも、根性のある後輩のお陰で、もしかしたら相手を打ちのめすことができることになるかも。 勝負は、殴り合いの喧嘩ではない。正々堂々とした野球の真っ向勝負。 彼に先がけて、頼もしい後輩が、ヒットを打つ。後に続けと、家族も父親の工場の仲間も応援してくれる。 もう『もうやるしかない』ですね。 そして、彼が打ち返したボールは? いじめをテーマにしているが、その解決にとても清々しい、後味の良い話となりました。 おそらく、相手は彼にきちんと謝り、これからは互いにいいライバルとして、野球に勉強に取り組んでいくことでしょう。 大事なのは、自分の心構えもあるが、友と家族、これがとても大事なんだなと改めて思い出されるいいお話でした。

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