本当に本当に……
人に笑いのツボがあるように、おもわず涙が出ちゃうツボというものがあるとしたら、ツボ、ど真ん中でした。 最初に読んだ時に泣き、レビューを書こうと読み返した今も泣いてしまいました。 けれど、いわゆる感動モノというわけじゃないのです。 実来さんの軽やかでやわらかな文章に誘われて、すいすいと読み進めていくと、ある時とつぜん、トスッとツボをつかれちゃっているのです。そこが不思議な実来さんワールド! 主人公はちょっと世間や家族からはみ出している(と思っている)大人の女の子の物語です。 大好きな癒し系の弟君との会話で運ばれていくストーリーには、もちろんつむじも出てきます。 けれど主人公梅ちゃんは、たぶん少し自分に自信がない。 自分というのは、大好きな人たちと円を重ねるようにいられるわけではありません。 わっかとわっかは、せいぜい触れ合うか、時にはほんの少し重なって、楕円が出来る程度なのかも。 もっとも、わっかも丸ではなくて、いびつだったりパックマンみたいに欠けていたりするのだから、そもそもの最初からピッタリ重なるわけはないのです。 大好きな人と自分は、同じではないのだなあと思います。 けれど、ほんのわずか触れ合っているところ、そんな小さな、けれどたしかに信じられるものが、世間や人生や夢や……そういった逆風に向かって歩いて行くときには必要なのかもしれないなあ…… そんなことを感じつつ、『ああ、本当に本当に素敵な物語……』と思ったら、最終ページのページコメントに、やっぱり同じセリフを書き込んでいて、やっぱりそうよね、とウンウン、とうなずいてしまいました。 主人公梅ちゃんが見えない翼で大空に羽ばたいていくような、キラキラした未来を予感させるラストの読後感も爽快です! たくさんの方に読んでいただきたい、素敵な物語でした。
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花ちゃーん!!! 拙い作品ながら花ちゃんの涙のツボを押せたなんて、私も有難くて泣いちゃいますー(;;) 花ちゃんのご指摘のとおり、主人公の梅ちゃんは家族で自分は異質だと考えていて、自信もない。『たしかに信じられるもの』に踏み込むのも怖い。 この作品ではそんな梅ちゃんの葛藤と『たしかに信じれるもの』をしっかり感じて(天使のはねで笑)羽ばたく様子を描きたかったので、しっかり意図を感じ取ってくださり、さらにこんな素敵なレビューを書いてくださった花ちゃんに感謝感謝ですꌩ ̫ ꌩ 本当にありがとーー!!!すごく嬉しかったですーー!!!
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作品の魅力を書ききれないレビューでごめんね~💦 でもよろこんでくれてよかったです( *´艸`) 年齢としては大人なんだけど、でも大人になりきる直前の女の子のゆらぎ。 そして自信をもって現実に立ち向かう勇気をもらう… 素敵な物語でした💖
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