まるで硬質な海外ファンタジーのような傑作
淡々とした硬質な文体、北欧神話をモチーフにした緻密な設定、そして予想つかないストーリー、最高です! 主人公がフレイヤというのも、個人的には意外でした。現代の倫理観と昔の倫理観の違いの所為で、奔放すぎる女神というネガティブな印象を抱かれがちなフレイヤですが、この小説のフレイヤはとても魅力的な女神様でした。この作品で新しいフレイヤ像を見つけられて良かったです。 スマホで画面越しに読むのも便利で良いですが、個人的には紙の本で読破したい話だなぁと思いました。
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