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太宰治の『人間失格』読了。 「うん、多感な思春期に読まなくてよかった! 私の判断は正しかった!」 …と思いました。 感想は色々あったのですが、書いてたら1000字を軽く超えるのでパスしますです。 しかし、読んで改めて、以前小畑健が描いた『人間失格』文庫の表紙絵、真逆じゃん!(笑)と。 むしろ、あの絵は『失格人間』では…(笑) 夜神月のように、あんな大胆不敵な笑みを浮かべられるぐらい壊れた人間だったら、『人間失格』みたいなことにならなかったろうに…。 同じ異常者だとしても、自分全肯定の夜神月と、全否定の葉蔵とでは、ベクトルの向きが違う気がします。 ただ、どうなんだろ、根底にあるものは、実は同じだったりするのかなぁ。 うーん、分かりません。 自己はかくもアンバランスで不確実なものなりかや。 スーパーダッシュ&ゴー!の短編小説大賞の結果、出ましたね。 私が応援しているイラスト描きさんが、大賞一位のクリエイターさんの別作品の表紙の依頼を受けていて、そのこともあり、書籍化採用されるといいな、と思っていたのですが。 今回も、小説、漫画ともに書籍化(掲載)ならずだったようで…。 小説は別作品が書籍化検討になってるし…。 うーん…。 書籍化検討作品をちらっと見ましたが、スーパーダッシュ側が求めていたのは、ああいうテイストのものだったっていうことなのかな…。 応援一位作品は、メフィストとか、そのあたりのジャンルだったのかな?? カテゴリーって悩みます。 一般文芸にしたって、ラノベにしたって、色々ある。 ラノベでも、ファンタジー系、バトル系、学園系、日常系、萌え系、ギャグ系、シリアス系、ジュブナイル系、ミステリ系、SF系、その他様々、あるいはこれらの複合型。 エブリスタ賞は、各クリエイターが思い思いに書いている作品を、レーベル意識せず応募しているのがほとんどなので、出版社の意に沿うものがなかなかないとか? かといって、イベントの告知を受けてから新作を書くのでは、一ヶ月足らずしかないから難しいし…。 ……考え出したら、「そもそも携帯小説とはなんぞや?出版社は携帯小説に何を求めているの?」な疑問にぶち当たったので、このへんで。 出版社の方々は、『携帯小説』を求めているのではなくて、同人誌市場的(ファンがそれなりにいて、即戦力になる)な『作品』を求めてるのかなー、とふと思ったです。
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