風嵐むげん

王道の剣と魔法のファンタジーですが、単純な勧善懲悪ではない。エブリスタでは珍しくないお話ですね。推敲予定だということで、少々辛口で失礼します。 まず、37頁の上から9行目のアロンダイト読んで~の部分は名前の次の“は”か“が”が抜けてます。41頁のダッシュが長音符になっておりましたので見直しを。 最初の方の旅を振り返るシーンですかね。ファンジという人物が出て来ますが、扱いが雑ではないでしょうか。今の状態では居ても居なくても良い感じです。冒頭から人物を次々と淡々に説明され一人一人の印象もロクについていない中、既に死亡した人物でさえも淡々に語られては読者が混乱するだけかと。 全体的に誰が何かをした、何がどうなったという簡潔な文章が多いですね。読みやすくはありますが、もう少し頁数があったら多分飽きます。 内容についてはよく考えられてるかなと。惜しいのはクライマックスのシーン。アレクサンダーが殺され魔王が絶望したのはわかりますが、アロンダイトを落ち着かせようとするシーンからいきなり魔王が変身しだすので、見せ場としてはかなり安っぽい印象でした。 率直な感想をということで、長くなってしまいましたが私からは以上です。
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