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短編
瞬々・朧
2012/12/28 14:56
●設定(A) 聖夜。雲を吹き飛ばしながら飛ぶサンタ。冒頭の月の思考。どれをとってもロマンチックそしてファンタスティック。でも2012年設定て要るのか……? むしろ合わないような。状況がいまいちわからないですが、母親が子供をその寒い夜に捨てる状況って。一体どんだけ悪いことをしたのだろうと。 ●文章(B) 一人称の書き方が上手い。ラノベで一人称の書き方となると(それが悪いというわけではないですが)ギャグ寄りになるので、これは見ていて落ち着きがあり、個人的に大好きです。 ただ、台詞に不自然な点が。P10のハルとサンタさんのやり取り。 「俺がどうなるの?」ってどういうこと? と思いました。どちらが喋っているのか分かり辛いというか、台詞が不自然。 ●表現(B) ぐっとくる後半。月が綺麗ですねの後のI love youは思わず鳥肌が立った。前半のサンタにプレゼントをというのもいい。 台詞の繰り返しは童話的ではあるのですが、1ページの中での繰り返しが多いとくどいです。7ページ目のいい子悪い子のやり取り。少し混乱しました。いい子、悪い子の二択ではなく、そうもっと具体的な事。 「~だからハルは悪い子なんだよ」 「いいや、ハルはいい子だよ。なぜなら~だから」 みたいなやり取りがあるといいですね。ただ、~の部分は短めの文、単語で詩のようにした方がいいかもしれません。 ●キャラ(B) あえて描写しない事、ぼかしを意識したのかはわかりませんが、とても良かったと思います。ハルの容姿は詳しくは書かなくてもいいと思いますが、せめて金髪だとか、想像を膨らませられるような表現がほしかったです。トナカイさん三頭くらいでよかったのでは。ドードリオみたいに。 ●ラブコメ(?) コメディ要素はなかったので、ストーリー全体として。とてもいいです。おとぎ話的で。ただ、2012年とあえてすべきだったのか。そこがちょいと疑問ですね。
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Billy-Spleen
2012/12/28 16:10
レビューアドバイスありがとうございます!! 凄く嬉しく、励みにもなります!! 2012年設定は今年が2012年であることが一番大きいです。 あとこれを打つ前に欧州童話とDV関連の本読んで、今自分がぬくぬくとこれを読みよる間にもどっかで悲しくて泣いとる人がおるよなぁ…とか考えながら打ったので、その考えをひきずってしまいました。 ハルが特に悪い事をしたわけやなくて、お母さんが夫がおらんくなってしまった辛さからハルにあたってしまったというつもりで打ったのですが、足りんやったかもしれません。 参考になりますありがとうございます!!! 台詞確かに不自然です!! 編集ミスです!!! ありがとうございま
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瞬々・朧
2012/12/28 16:26
おぉ、長文でどうもです。なるほど、考えあっての事だったんですね。確かにトナカイは八頭ですね。完全に忘れていた。 お力になれたのならば、よかったです。このような素敵な作品に出会えた事を感謝します。ありがとう! よいお年をお過ごしくださいませ。
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