ナナヤシキ

──それは、たった一つの約束の話 「えっ……どこだ、ここ……!?」 現代に生きるごく普通の少年が知らず知らずの内に辿り着いたのは三途の川だった 「あたいは三途の川の案内人──いわゆる“死神”ってやつさ。そんで、こっちにいる御方が地獄の裁判長、つまり閻魔様だね」 少年はそこで二人の少女と出会う 「勘違いしないでください!私はただ、貴方が居なくなると小町がサボっているのを監視する役割の人間がいなくなるから困るだけであって、決して貴方に傍に居てほしい訳ではないんですからねっ!」 元いた世界とはまったく別の地──幻想郷で送る日常は多忙だが波乱に満ち、そしてどこまでも楽しい物だった しかし…… 「貴方は“外”の存在であるにも関わらず“こちら側”に近付き過ぎてしまった矛盾そのものだわ。故に異端。だからこそ選択肢をあげましょう。ここで死ぬか、元の世界に帰るか……ね」 楽しい日々は終わりの予鈴を鳴らし始め、少年は選択を強いられる 「分かんねえよ!俺はずっと一緒に居たいだけなのに、それが一番の願いなのに、どうしてそれが一番駄目なことなんだよッ!」 そして訪れる別れの時 「なら、約束です真九郎。この花をずっと持っていてください。それだけで私は結構ですから」 その手を離さなければならないのなら、せめて 「必ず会いに来ます。いつになるか分からないけど、待っててください。俺、この約束だけは何があっても絶対に破らないから」 ──それは、たった一つの約束の話 「ねぇ、知ってる?勿忘草の花言葉って、“私を忘れないで”なんだよ。あれ?でもどうして真ちゃんが勿忘草の栞なんて持ってるの?あんまり花に興味とか無かったのに」 ──花の咲く異変の中で起きた、小さな小さな恋の話 「だからようやく言える。俺、映姫様のことが──」 花はまだ咲いている 「……バカ。待たせ過ぎですよ。本当に、貴方という人は、バカなんですから……っ!」 東方約束花-The last Promise for you- 公開予定 無し !!
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いやねぇのかよ!? ……と、思わず声を上げて突っ込んで親に変な目で見られたスカーレットです ……えぇ、煩いとも言われましたよ(ー ー;) それにしても、四季様ルートか。あんまり見ないからなんか新鮮な気がしますね 楽しみですから……公開してネ?
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ツッコミ入れちゃったのは俺のせいじゃないんだからねっ(謎ツン) まぁ映姫様は俺の嫁ですし、単に映姫様とのイチャコラが書きたかったっていうのもありますがwww 公開は……お察しください(∵)←

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