ペリエ

バレンタインだし白と黒なss 「カヅキ」 「なに」 不意に名前を呼ばれて、心臓がはねあがる。 それがバレるのが嫌で、彼はぶっきらぼうに返事をした。 「カヅキ」 もう一度呼ばれた。 急に腰に腕を回され、引き寄せられる。 そのまま抱きしめられ、振りかえれば至近距離にアルスの顔があった。 「な…っ」 一気に顔に熱が集まる。 気づけばあごに手を添えられ、顔を反らすこともかなわない。 そうしてさらに近づいてくるアルスの顔に、思わずカヅキは目をつぶり…… 「カーーット!!佐倉なんだこの妄想!?つかバレンタイン関係ねーし!ていうか、ねーし!」 「何で止めるの遠藤くん!これから口移しでチョコレートの贈呈が行われるメインイベントが台無しだよ!」 「いやいやいや!佐倉!いやいやいや!ねーよ」 「あるね!ありありありあり」 「いやいやいやいや!」 「ありありありあり!」 「え?なんだ二人とも。ジョジョゴッコ?」←通りすがりの暁さん おわり;

この投稿に対するコメントはありません