のはらはなさんの作品は全て大好きです。はなさんの持ち味であるナイーブ、脆い、危うい少年少女たちはこの作品でもキラキラ輝いていました。私が好きな十代の青さを書くのが本当に上手な作家さんで、作品から漂う雰囲気はさらっと優しくて読後はいつも上質なタオルに包まれているような満たされた静かな気持ちになれます。 それはたぶんはなさんの中に失ってない少年少女の感性があるからどの作品も瑞瑞しいのだと思います。 前置き長くなりましたが、この作品で泣きました。卒業式の時の気持ちを思い出したというか…。登場人物達はみな魅力的なキャラ設定。高校生の2人ともませガキな感じは猫みたいで可愛かったし等身大を描いていると思った。マセガキどもが巣立っていく頃にはみんな素直になれてたけど、素直ゆえのほろ苦さを主人公は全部背負ってくっつけてあげて、本当姐御してました。 うん。やっぱりはなちゃんの作品にはハズレがありません。愛してます💕
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清乃ちゃん、素敵コメありがとう!うちら、愛し合ってるねえ(笑)。

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