真紅さんらしいです。何よりファンタジックな内容が柔和な表現に包まれて、硬さがないです。 以前と変わらない文章は読みやすく、ノベルゲーに近い。それはここではとてもいい効果に繋がってると思います。 真紅さんはとても似たような作品を書きます。キャラクター配置、世界観、設定。 世界観などは流れで許されるものがほとんどなのでいいでしょう。最初から説明口調ばかりのストーリー構成にせずにゆっくりと世界観を出していったのもいいと思います。 しかし、キャラクターが弱いのはやはり避けられないのではないかと思います。 仕様が仕様なので、キャラクターの絵があってもおかしくないのですが、これは一応文章だけで勝負します。王道だけのキャラクターでは物足りなさがありました。 僕としては青春群像劇みたいにしてもいいんじゃないかなとも思います。全員が一つの目標に懸けるだけでなく。

この投稿に対するコメントはありません