力に溢れた深く考えさせられる、しかし温かい慈愛に満ちた作品でした。 人が人であるために、自分が自分であるために、 人間とは時に争いもするけれど、 本来はこうして寄り添い合い、それぞれのアイデンティティを見つけていくものなんだなぁと、 深く感じさせられました。 自分が生きてきた上で果たして自分はどこまでそれが出来てきただろうかと反省させられもしました。 性の問題に限らず、あらゆる差別視されやすい立場の人々に対しても。 一人の深く傷ついた人を自己の解放へと向かわせる慈愛。 まさに聖母のような。 素晴らしい作品をありがとうございました。

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