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月光零式
月光零式
2013/2/24 0:56
ライトゼルの設定、なかなかどうしてうまく設定が作り出し始めたと思ったら毎度の如く壁にぶつかってしまって。そのまま壁に囲まれて、抜け出せない迷路の中で一人だけ小部屋に閉じ込められている状態に陥ってしばらく。 キャラクターもどうでもいいところで凝っちゃってるから、もう少し必要な人員だけを決めておいた方がいいかもしれない。私は個人の設定でシナリオを進めていくから、ある人物とある人物で設定の矛盾が生じてまた組み直さなきゃいけなくなってしまう。面倒だ。 やはり敵は今まで同様に毎度毎度敵キャラを使った感じにしてみたいが、それだと罪の葛藤やらなんやらを書かなきゃいけなくなって、リアル色が強くなってしまう。むしろ幹部級のメンバーを据えて置いて毎度毎度戦わせて脱出させるという手もあるかもしれない。しかしそれでは何度戦っても意味がない。侵略者対防人、その構図の関係上やはり人の生死というのは重要になってくるのかもしれない。むしろ最初から敵の存在が見えない戦いや、敵が知性を持たない怪獣でそれを護る防衛軍のお話という感じでも良かったのかもしれないが、それはそれで味気ないというかライトゼルらしくない。 そもそもの話、私が書きたいものは何なのか。使い古された王道をただ書きたいだけなのか。オリジナリティーある話を無い頭使って、それこそ残りわずかの歯磨きのチューブから歯磨き粉を女々しく搾り取ろうとしているかように捻り出そうとしているのか。しかし、かれこれこの云十年の間にどれだけのアニメが放送され、どれだけの漫画が連載され、どれだけの小説が執筆されたのか、にわかな私には皆目見当がつかない。この、もはやオリジナリティという概念そのものがか細い糸のようになって見つけることも困難になった現在、私は一体何を書きたいのだろうか。方向性の行方不明、目指すべき行き先は全く持って暗雲の真っただ中であり、今の私にはその先の光など到底見えそうにない。
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