射月アキラ

 イベント参加ありがとうございます。レビューさせていただきます。  P15まで読みました。    世界観の明かし方や、文章の書き方に問題があると感じました。    序盤、ドラゴンが登場するシーンにて、「フィールドダンジョン」などのゲーム用語が使われています。  こういった言葉を登場させるならば、「この世界はヴァーチャルリアリティである」ということを、本文中で明記する必要があると思いました。  しかし、そういった説明も特になく、そのシーンは終わってしまいます。説明が始まるのは、その次のシーン。「設定を知りたいときに知ることができず、説明が遅い」という状況です。    かといって、割と幅をとる説明を最初のシーンに持ってくるわけにもいかないので……ドラゴンが登場するシーンを、普通のハイファンタジーのようにして書いてみてはどうでしょうか。  そのあと、ドラゴンが死ぬ(ポリゴン化する)場面のあとに世界観の説明を入れて、そのままシーンを変えてみたり。  バーチャルリアリティも一種のハイファンタジーではあるので、そういう描写の仕方もあると思います。ゲーム内世界のクオリティの高さも表すことができます。    文章では、体言止めの乱用や、重複などがよく見られました。  体言止めはそれ一つで「強調」の意味を持っていますが、同時に文同士を「切り離す」性質があります。「切り離す」ことで「強調」しているとも言います。  「強調」は、乱用することでその効力が弱くなるという特徴もあります。文章全体の文字を大きくしても、それはただの老眼への配慮に見えます。「強調」したい部分だけ大きくするから意味があるんです。  現状、体言止めの持つ「強調」の意味はほとんどありません。ただ文の繋がりを「切り離す」存在になっています。デメリットしか残っていません。    重複は、同じ単語が出てくると言うよりは、同じことを二回言っていることが多かったです。文章量の前に、「分かりやすい文章」を心がける必要があるかもしれません。    長文失礼しました。
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ご丁寧なレビュー痛み入ります! 世界観や細部の設定ですが、正直分かる人は分かる、分からない人は分からなくていいや!――位のスタンスで書いています← この作品の世界観や設定を細かく説明したりすると、かなり長くなったり、要点を纏めようにも虫食い状態で伝わり切らない状態になっています(;^_^A 以前、合間合間に細かく説明を入れていたのですが、アドバイスにあった通り描写や説明を工夫しても、どうしても説明の割合が多く、物語のテンポが悪くなり進行が遅々としか進まなくなってしまいました。 なので読む人全員に理解してもらう作品ではなく、理解できる人に興味を持ってもらい、更にはある程度の予備知識を持っ

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