※ここから先は、稲川淳二風に語られます。
“ちょっとｸﾞﾛﾃｽｸな話になりますが、まずｳﾁの職場には冷蔵庫があるんですよ。
その中にね、何やら得体の知れない物体が一つ、隅っこの方に追いやられちゃってね、あったんですねぇ。
で、実際覗き込んで見ると、な～んかﾌﾞﾖﾌﾞﾖした、真紫色の気味の悪い物体がケースに入ってる。ところどころｶﾋﾞに覆われててね、そりゃあもう原型なんて解らないくらい。
私は「ｺﾚ何だろう？」と思いまして、箱からは出さずに調べてね、『はっ』としましたよ。
ﾗﾍﾞﾙをようく見たら“メロン”って書いてあるんです。この汚染された謎の物体の正体は、元は『メロン』だったんです
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ﾕﾒﾉ